メッセージ / Message
鹿児島日英協会は、薩英戦争をきっかけに鹿児島に近代医学をもたらした英国人医師ウイリアム・ウィリスをご縁として、鹿児島の医学関係者を中心に平成4年(1992年)に設立されました。以来、ジョン・ボイド元駐日英国大使はじめ、歴代の大使にご来鹿いただいて交流を続けると共に、薩英戦争や薩摩藩英国留学生など、歴史的深いつながりを学びながら、様々な交流活動を重ねて参りました。
現在は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、人的交流を活発に行うことは出来ませんが、昨年は、「東郷平八郎の銀杏」として英国で育てられた銀杏の株分け苗木を鹿児島に植樹して、日英交流の絆を深めることとなりました。
また、近年は、英国への憧れや体験談をテーマとしたエッセイコンテストを実施し、毎年、多くの若者たちにご参加いただいております。
しばらくは制限された活動となりますが、コロナの感染が収束した暁には、更に様々な日英の交流に資する活動を進めていきたいと考えております。
英国に興味を持っておられる方、既に英国と交流をしておられる方、また、これから交流をしようとされておられる方はじめ多くの方たちのご参加をお待ちしております。
鹿児島日英協会 会長 島津 公保